カールマルムステン工芸学校(現在はリンショーピン大学)の学生、エドウィンさんと川辺さんが森林文化アカデミーに立ち寄ってくれました。この学校は木工の分野では世界最高峰のひとつです。ものづくりと建築の学生にスライドショーをしてもらいました。
印象に残ったこと2つ。
カールマルムステン工芸学校では、課題制作が終わるたびに各学生がスライドショー発表とレポート制作をする。発表では苦労した点を各自2点挙げ、それを教員を含め全員で20分間ずつ議論する。こうして全員が課題を共有する。これは森林文化アカデミーでもできそうです。
スウェーデンでは、7歳から15歳までの全員が、毎週80分ずつ木工とテキスタイルを勉強する。12歳までは前期に木工、後期にテキスタイル。13歳からは選択制で、どちらか好きな方。身近な材料でものをつくることは、もっと初等教育に取り入れられていいことだと思います。