08 February 2007

弱きを助け、強きをくじく/ bamboo basket making 2




竹細工は、竹を鉈(なた)で割り、薄く「へぐ」ことで材料を作っていくのですが、へぎ方にはあるコツがあります。
鉈の刃を入れ、そのまま刃を進めていくと、まん中できれいにへげずにどちらか一方が厚く、他方が薄くなってゆき、ひどい時には途中で切れてしまいます。
あっという間に均一な厚みの竹ひごを作ってしまう石原さんは、そのコツを「弱きを助け、強きをくじく」と表現します。「月光仮面の要領で!」と。
つまり一方が厚くなってきたら、厚い方を曲げるように、薄い方をまっすぐに保つように力を加減しながら、へぐ。

実はこのコツ、木のへぎ方と同じなのです。
グリーン・ウッドワークでナラをへいだ時の写真をお見せしましょう。


ああ、割れ目が中心からずれていく・・・と思ったら、厚い方に力を入れて曲げるようにします。薄い方は平らに保つように手を添えて。


弱きを助け、強きをくじく!月光仮面のつもりでエイッ・・・割れ目が下のほうへずれました。


割れ目はふたたび中央へ。もうこれで大丈夫。